新潟米新之助
新潟米新之助の流通が昨年と比較して様変わりしています。
その前に、村上の塩引き鮭と新之助のご飯は本当に相性が良いです。新之助の持っている、ほんのりしたコクと甘みに塩引き鮭の塩味とうま味がマッチして甘みが増し、最高のご飯を味わえます。
弊社は「やまがら倶楽部新之助研究会」として新潟県に届け出て契約栽培をしています。令和1年産は高い価格設定と全国的なPR不足等が原因で全県的に販売不振でした。弊社も相場下落もあり完売しましたが経営的には大変厳しかったです。その事もあり令和2年産は生産者価格も1俵1,800円下落した相場でスタートしました。精米価格もそれに伴い安い価格となり、市川海老蔵のポスター等のPR効果もあって昨年とは様変わりして現在は完売状態で、玄米相場は他のお米相場が下落している中、反転高騰しています。スーパーの棚からも新之助は消えつつあります。
お米の相場は政策的な要素が大きく反映しますが、需要と供給のマーケット要素が基本だと感じました。価格高騰を受けて栽培面積が増えすぎたり、価格設定を高くしすぎると又その反動が怖いです。
新潟県は市川海老蔵との契約期間(令和3年6月30日まで)を延長しました。PRも大切です。