十日町市三ツ山地区「田毎の月」
三ツ山地区の魚沼産コシヒカリ
十日町市三ツ山地区は魚沼山地に囲まれた標高200メートル前後の生活用水の一切入らない清らかな用水路の棚田が広がる美味しいお米を育むには最高の立地条件にあります。
縁あって三ツ山地区の魚沼産コシヒカリの取扱いを始めて3年目になり、先日その商談に行ってきました。写真にある様に平場のコシヒカリと比較して茎数も少なく、受光体制も良好で、なにより圃場全体の色艶が違います。地元の人は「日本一美味しいコシヒカリ」と自慢していました。
田植の終わったばかりの満月の夜、15分程山道を登った展望台からは棚田に光り輝く幻想的な月光を見ることが出来ます。「田毎の月」の観望会は毎年のイベントになっています。私は3年連続参加して、今年はスーパームーンの赤銅色の田毎の月を楽しんできました。
三ツ山地区では棚田の保全に力を入れていて、大津敏和さんをリーダーに畦畔の除草や水源の管理などに大変努力されています。令和3年度その活動内容が評価され、農林水産省北陸農政局から表彰されました。
私はそんな三ツ山地区で栽培された最高のコシヒカリを取り扱う事で少しは地域貢献が出来ていることに喜びを感じています。