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種籾の生産

弊社では、農研機構と原種苗提供契約を結んで水稲早生種「つきあかり」の種籾の生産を行っています。秋に刈取りし、低温乾燥した籾をフレコン袋に入れて保管して今の時期に調整します。まず粗選機で異物を除去し、次に籾に付いている枝梗(ボウ)を専用の機械で取除き、不良品を選別して種籾は完成します。今年産は約7000kgを予定していますが、調整するのに1.5~2ヶ月必要です。発芽試験では98%以上を確保していて出来具合は良好です。作業はライスセンターで(株)やまがらの仕事です。農閑期の仕事にはちょうど良く、経営のプラスになります。農閑期の仕事としては令和4年産に向けて圃場の手入れや作付け計画等の作成、今年度は地元自治会や企業から除雪の依頼も来ています。農業、特にお米を巡る情勢は厳しさを増していますが、経営努力を尽くして難局を切り抜けていきたいです。