不耕起V溝直播
令和6年度、(株)やまがらは離農者の圃場を約120反引き受けて650反で米作りに励みます。移植栽培で470反、直播栽培で180反です。不耕起V溝直播は収穫後の降雪前に耕起と代掻きを行い、4月上旬に乾燥籾をそのままV字溝の中に肥料と一緒に播種覆土します。
4月5日、好天に恵まれ「加工用米わたぼうし」を早くも播種しました。今年度は他にも折衷直播とカルパーコーテングの直播も行います。規模拡大に伴い直播栽培は避けて通れない栽培技術です。昨年試験的に取組みましたが、収穫量は移植栽培比で約50kg/反の減収で済みました。苗作のコストや作業分散の効率化などを考慮すれば、これからの農業法人経営には必要な技術だと考えます。試行錯誤しながら直播栽培の技術向上に努めて行きたいです。
時々生育の状況をお知らせします。